第3戦・八重山TRの振り返りと最終戦・キタタンに向けて
皆様、こんにちは。
Gコ山TRC所属のオショーです。
第3戦の八重山TRを先週末に終え、NESチャンピオンシップ2019もついに残り1戦を残すのみになりました。
今回のブログでは、八重山TRの振り返りと最終戦・キタタンに向けた取組みを紹介させて頂きます。
目次
八重山TRの振り返り
SNSなどでは既にお伝えしておりますが、改めまして、八重山TRの結果をご報告します。
●タイム4時間11分03秒
●総合5位入賞
チャンピオンシップの中での八重山TRの立ち位置ですが、以前のブログの通り「本気で優勝を目指す走りをする」レースとして設定しておりました。
一昨年の初入賞と昨年の準優勝という過去の経験から、コースとの相性の良さへの自負がありましたし、当日朝の体調からピーキングがかなりバシッと決まった感覚を持ったこともあり、いつも以上に明確な自信を胸にスタートに立つことができました。
序盤は先頭集団にきっちり付いていくような“オショー的かなり攻めたレース展開”を試みました。
しかし、前半の山場に差し掛かると、本来は得意なはずの長い上りで出力が上がらず、“攻めたい気持ち”と“それに応えきれない身体”との乖離に苦しみました。
中盤以降は、その乖離も減り、ラストまで自分のでき得るベストを尽くした走りができたと思います。
やはり前回の道志村TRでの失敗が頭にはありましたので、最後まで出し切ってゴールできた時は正直ホッとしました。
狙っていた優勝には程遠い結果ではありましたが、総合的にはとても満足のいくレースとなりました。
最終戦・キタタンに向けた取組み
レース中に感じた「本来は得意なはずの長い上りで出力が上がらない」現象ですが、トレーニング不足による「上りの走力」の低下がその原因と考えます。
◼️チャンピオンシップ開始後(4月以降)の上りの練習量が足りなかった。
◼️その結果、3月までに築き上げた「上りの走力」が下振れした。
練習量の不足は、今年と昨年の同じ時期のトレーニング内容を比較することからも明らかです。
《4月第1週~5月最終週の走行距離と累積標高の合計》
昨年:594km, 24,500mD+(4.1%※)
今年:451km, 15,048mD+(3.3%※)
※累積標高/走行距離の比率
実力としての「上りの走力」が低下している事実に反して、気持ちの上では昨年までの「上りが得意だぜ、俺氏!」が据え置かれていた。
このズレがレース中の「乖離」として表出したと分析しています。
さて、いつもの通り、分析の結果をきちんとフィードバックさせていきましょう。
今週末のトレーニング再開からキタタンに向けての約3週間は「上りの走力」を可能な限り元に戻すことを最優先項目に据えて取り組もうと思います。
特に、最終戦・キタタンには終盤に「姫次への上り」というオショー的強敵が控えています(苦手意識がとても強いのです…)。
昨年は、第3戦までのアドバンテージ3分をこの「姫次への上り」でひっくり返され、結果的にチャンピオンシップ優勝を逃してしまいました。
最終的には10分差をつけられましたので、どれだけ「姫次への上り」で失速したんだよ、という話です…。
※この辺りの話は次週のブログでご紹介しようと思います!
今年は「姫次への上り」を最後まできちんとプッシュして、チャンピオンシップ全体をストロングフィニッシュできるようにしたい!
これがキタタンを通して達成したい目標の1つになります。
では、肝心の「上りの走力」を元に戻すために、具体的に何をするのか?
定石通りいきましょう。
上りの走力=①大腿四頭筋の筋力×②上りへの身体の適応力
とかなりザックリとですが因数分解します。
①を、筋トレで補いながら(4月以降あまりやっていなかったメニュー。隙間時間に挿入!)
②を、坂道や階段を上る練習の割合を増やす(心肺系の練習に充てていた時間を振り替える)
というアプローチで対応していこうと思います。
NESチャンピオンシップ2019の現況
とても残念なことに、第2戦までチャンピオンシップのトップを独走していた名取選手(らーめん小川)が故障のため八重山TRを途中棄権しました。
第3戦終了時点でのチャンピオンシップの順位としては、増田選手が1位、オショーが2位に繰り上がっております。
※NESチャンピオンシップは4戦を完走した上で、その合計タイムで最終結果が決まります。
チャンピオンシップで競い合う他の選手は、自分にとっては「ライバル」というよりも「戦友」という心持ちの方が大きいです(ベタですがw)。
レースを重ねる毎に各々の選手に対し、強いシンパシーを増幅させていく自分がいるのです。
レース後に各選手と言葉を交わす中で改めて感じるのは、皆さんそれぞれが仕事や家庭に年齢に…様々な状況や制限を抱えながらも、自分を律し高いレベルで競うべく努力を継続している、という事実。
こうやって言語化した時に受ける印象以上に、コレを文字通り“実践すること”は実に難しい。
本当に難しい。
勿論、チャンピオンシップだけに限る話ではありませんね!
「自分自身のコンフォートゾーンを飛び出した、より高みの目標に向けて努力を積み重ねること」に挑戦する全ての人が感じていることだと思います!
そんな皆様にエールを送りつつ、今回のブログは締めさせて頂こうと思います!
またお会いしましょう!ちす!
O-show the ripper
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レースに向けた私のトレーニング内容は全てStravaに、各トレーニングへの所感や日々の呟きはtwitter, instagramで晒しております。ご興味があれば覗いてみてください。
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また、私がブランドフィロソフィーに強くシンパシーを感じ、所属させて頂いている「Gコ山TRC」の母体となるGreat Cossy Mountainのホームページも是非ご覧ください。