出張版トモズセオリー#26: やっぱりレースはいいね!
先週末は2年ぶりにWESTERN STATES 100(WS100)が開催されましたね。自分もウェイティング4番に位置付けていたのですが、今年も昨年に続き、コロナの状況もあり見送ることにしました。WS100単体であれば走る選択肢もあったのですが、自分はWS100を走るのであれば同時にGRANDSLAMを成し遂げたいので、年に4回アメリカを往復することが非現実的だったので見送るという判断となりました。
日本からは自分と同じように出走を見送る面々が多い中、佐々木さんとKUNIさんが見事完走を果たしました。佐々木さんはSUB24を成し遂げ、KUNIさんは68歳にして2度目のWS100完走となりました。全体的な結果として完走率が66%と低く、2009年以来の完走率の低さでした。SUB24達成者も57名とこちらも2006年以来の低い達成者となりました。天候としてはとても暑く、ハードなコンディションだったようですが、それ以外にもコロナの影響もあり、レース慣れしていなかった面や準備不足だった面があったのではないかとJASON KOOPコーチは自身のブログでも取り上げていました。
自分も以前のブログでコロナが影響してレースがない分、今まで以上にトレーニングとレストに時間を費やすことで2021年は「マイベスト」を出すには良い時期だと書きました。ただし、レースがない分、追い込む練習ができなくなっていることも事実です。自分でレースと同じくらいの負荷で追い込んで練習が出来ていれば良いのですが、そうでない方がほとんどだと思います。日本各地でもレースが徐々に開催されるようになってきましたので、今年は結果を残せる選手もいれば、WS100同様に大会全体としては完走率が低くなることも想定できるかもしれませんね。
とは言え、レースはやっぱり良いですね!日本から海外のLIVE中継を見させて頂きながら、やっぱりトレランのコミュニティは本当に良いと思いました!そのうちコロナも終息していき、レースも徐々に開催され、みなさんともでお会いして、あの心が躍る感覚を一緒に味わいたいですね。
TOMO